頑張れ一太郎
みなさんは、パソコンで文書を作成するときには、やっぱり「word」を使っていますか？
弁護士って、wordではなく、「一太郎」というソフトを使っている人が結構多いって知っていますか？
一太郎は、ジャストシステムという会社が提供している、日本語ワープロソフトです。
筆者が司法修習生の頃は、裁判所や検察庁ではwordではなく一太郎を使っていたため、弁護士も一太郎を使っていることが多く、筆者も修習生の時以来、現在まで、ずっと一太郎を愛用しています。
wordに比べて、日本語の入力に特化しているため、改行や縦書きなどがスムーズだったり、日本語入力システム「ＡＴＯＫ」の漢字変換が非常に賢く、誤入力が非常に少なくなる印象を持っています。そのため、wordが使えないわけではないものの、弁護士業務の文書を作成する際には、やっぱり一太郎を使いたくなるんですよね。
もっとも、最近では、裁判所などの官公庁も、一太郎からどんどんwordに切り替わっているようで、一太郎のユーザー数が非常に減っているという印象を受けています。このままユーザー数が減っていって、一太郎の提供が中止されたりしたら、筆者をはじめ、多くの弁護士が困るので、ぜひ一太郎のユーザーが減らないで欲しいものです。
ちなみに、顧客との間で文書ファイルのやりとりをするときは、一太郎で作成した文書を、いったんword形式やＰＤＦファイルに変換する必要があるので、若干面倒くさいんですけれどもね
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