税金払って「ありがとう」?!

弁護士 中井陽一

2017年02月06日 08:19

 今朝の新聞に、「ふるさと納税」の返礼品が過当競争となっており、制限した方がよいのではないか、というような記事が載っていました。
 筆者は、ふるさと納税をやりはじめて、税金に対する考え方が変わったと思うのですが、みなさんは何か感じたことはありますか?



 ふるさと納税は何がいいの?と聞かれれば、筆者も一番はやっぱり返礼品(お礼の品)目当てです。

 でも、その次に嬉しいのは、ふるさと納税(実際には税額控除のある寄付金)をすると、納税先の自治体から、お礼のハガキやメール、お手紙などが届くところなんですよね。
 とある自治体では、メールの際に、「このたびのふるさと納税、本当にありがとうございました。先月はこちらでは雪が多くて大変でした。中井様のお住まいの地域はどうですか?」と言ったような書き出しから始まっていたりして、とても嬉しくなりました。

 税金って、支払うのが義務、という感じですから、普段支払って「ありがとう」なんて言われないですよね。
 税務署へ確定申告に行っても、せいぜい「ご苦労様です」と言われるくらいです。
 
 ところが、ちょっとでも支払が遅れたりすると、通告書などが届きますよね。ですから、税金を払う=苦痛みたいなイメージがあったんです。

 でも、ふるさと納税の場合、お礼の品が届くだけでなく、「ありがとう」と言われる。これって、筆者としては結構衝撃を受けました。

 ふるさと納税以外の、普通の税金の際にも、徴収の際に、「きちんと収めて頂いてありがとうございます」という一言があった方が、徴収率が上がるんじゃないかなあ・・・と思ったんですが、甘すぎますかねえ?


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