上手に法律相談を受ける方法
普段弁護士の法律相談を受けたことがない人にとっては、法律相談を受けに行くというだけで緊張する人もいると思います。どうやったら上手に聞きたいことが聞けるかわからないという人もいるでしょう。
上手に法律相談を受けるポイントをいくつかお話しします。
1 当事者本人が相談に行く
相談には、当事者本人が行くようにしましょう。たまに、本人が忙しいからと言って、親や配偶者が代わりに相談したいという方がいらっしゃいますが、結局相談に来た人が本人に伝言で弁護士のアドバイスを伝えることになり、その間にニュアンスが変わったり正確に伝わらないことがあります。
また、弁護士のアドバイスは、相談者の意向によって変わることがあります。代わりに相談に来た人の意向と、当事者本人の意向が微妙に違っていると、アドバイスの内容そのものが変わってしまう可能性もあります。
2 関係しそうな資料はとりあえず持って行く
相談に行くにあたっては、相談したい事案と関係があるかもしれない資料は全て持参しましょう。とりあえず関係がないかどうかわからなければ、念のため持って行くべきです。必要かどうかは弁護士の判断に委ねましょう。
3 あまり大人数で行かない
基本的に、大人数で相談に行くことはお勧めしません。そもそも弁護士の相談室は個室でそれほど広くないことが多いですし、大勢で行くと聞きたいことがまとまらなかったり、色んな人から質問や意見が出て、とりとめがなくなることが多いです。
せいぜい2人か3人くらいまでがお勧めです。
4 必要なことは相談中でもメモをする
せっかく相談に行くのですから、弁護士が話をしている最中でも、必要なことはどんどんメモをしましょう。メモをしないで聞いていると、その時はわかったつもりでも、後になって「あれ、どうだっけ?」ということがよくあります。
なお、録音や録画は禁止している事務所も多いのでご留意ください。
というわけで、相談時のいくつかのコツを記載してみました。
弁護士の話を聞くだけでなく、「この弁護士は自分と合いそうか、信頼できそうか」ということも感じられたらよりよいでしょうね
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