京都は滋賀に琵琶湖の水の感謝金を支払っている?
よく笑い話で、滋賀県民を怒らせると、「琵琶湖の水とめたろか!」と言うといわれます。
これは、琵琶湖の水が京都や大阪に流れていて、止められると京都や大阪困るだろという意味があります。
でも実際に、京都は滋賀に琵琶湖の水の感謝金を支払っているって知っていますか?
実際には、「琵琶湖疎水感謝金」と言われ、京都市は滋賀県へ毎年2億3000万円を支払っているんです。
これは、疎水の使用料などではなく、あくまで感謝金(寄付金)だそうで、金額は変動するものの何十年も前から支払われているそうなんですよね。
こういうのを聞くと、いつも京都には張り合うことすらできない、京都の観光客のおこぼれ狙いが多い滋賀ですが、ちょっと誇らしい気持ちになるのは筆者だけでしょうか(笑)。
ちなみに、琵琶湖に注ぐ河川はたくさんありますが、琵琶湖から出て行く河川は瀬田川だけなんです(人口の琵琶湖疎水を除く)。
そして、その瀬田川から流れ出る琵琶湖の水量を調節しているのが、「瀬田川洗堰」なんですが、実はこの洗堰の操作権限は滋賀県にはなく国土交通省(琵琶湖河川事務所)なんですよね。
(間違っていたらごめんなさい)
というわけで、滋賀県民が「琵琶湖の水とめたろか!」と言ってきても、実は滋賀県には止める権限はないんです。
それどころか、洪水になると、京都や大阪を守るために瀬田川洗堰を閉めて、滋賀を水没させるなんていう俗話もありますが、実際のところはどうなんでしょうねえ
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