弁護士の結婚事情

弁護士 中井陽一

2012年12月07日 08:19

 以前,女性裁判官は法曹三者(弁護士・裁判官・検察官)と結婚される方が多いという記事を書きましたが,弁護士の結婚事情に関して,発表されている資料があるようです。
 さて,弁護士の場合,結婚相手は法曹三者がやはり多いのでしょうか?

 日本弁護士会連合会のアンケート(弁護士業務の経済的基盤に関する実態調査報告書)によれば,男性の弁護士の場合,妻が法曹三者であるケースは5.3%ですが,女性の弁護士の場合,夫が法曹三者であるケースは,50.0%だそうです。しかも,そのうちのほとんどが夫が弁護士だそうです。
 まあ,予想出来ていたとはいえ,50%,しかも割合にして男性の10倍という数字は,改めて驚きですね。
 理由を自分なりに考えてみると,最近は司法試験合格者の女性比率が上がってきましたが,かつては女性の合格者はとても少なかったのです。そうすると,司法研修所においても,弁護士になってからも,女性は非常に少なく,男性からすればなかなかそのような女性とは巡り会いたくても巡り会えませんが,女性の場合には修習を受けたり弁護士業務をしている中で同業の男性に囲まれているわけで,需給関係からすれば,女性の弁護士が同業の男性からアプローチを受けてそのまま結婚というケースが多くてもおかしくないのかもしれませんね。

 最近では,女性の弁護士の割合がどんどん増えてきているので,だんだんと弁護士の結婚事情も変わってくるのかもしれませんね


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