「弁護士の不養生」ってあるの?

弁護士 中井陽一

2025年04月21日 19:19

他人には健康に気をつけるように言う医師が、自分自身の健康には気を遣っていないことを、「医者の不養生」と言いますよね。
では、弁護士の場合も、法的な問題に関して相談者や依頼者には気をつけるように言うのに、自分では気をつけていないことってあるのでしょうか?




実際問題として、弁護士も自分自身の問題は後回し、ということはよくあります。
たとえば筆者の場合、相続問題の相談者には、「まだ親が元気なうちに、後々トラブルにならないように遺言を書いておいてもらいましょうね」と勧めますが、自分の親にはなかなか「遺言書書いてね」なんて言えません。

またそもそも、もっと若めというか、筆者と同じくらいの相談者にも、「いつ何が起こるかわからないから、自筆でもよいので遺言書は作成しておくことをお勧めしますよ」などと言っているのに、筆者自身の遺言書なんて作ったことがありません。

実際やろうと思えば遺言書作成はこれまでに何度も経験してますし、法的な知識もあるので、一般の方が作るときよりも時間も労力も費用もかからないはずなんですが、いざ自分のこととなるとなかなか腰が重いです・・・
自分自身は大丈夫、なんてそんなことはないんですけどね。
法的問題に関する「弁護士の不養生」、結構色々とありそうです


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