修習生から見た自分

弁護士 中井陽一

2024年10月21日 09:23

弁護士・裁判官・検察官は、仲間内では「何年目」という言い方より、「修習●期」という言い方をすることが多いです。
司法修習をいつ受けたかを現すもので、期の数字が少ない人ほどベテランになります。
筆者の事務所には現在司法修習生が来ていますが、修習生から見ると筆者はどのような立場なのでしょうか?



筆者は修習57期なんですが、現在の修習生は77期で、ちょうど20期下ということになります。
筆者が修習生の頃の20期上、つまり37期前後の弁護士というと、当時もうかなりベテラン&大御所という印象でした。実際に自分がその立場になってみると、全然ベテランという感じがしないというか、むしろ依頼者・相談者からまだまだ若く見られているような気がしますし、自分自身でもまだ勉強すべきことがたくさんあるし、老け込む年齢ではないように感じます。

筆者が修習生だった20年前とは、世間一般の状況も大きく変わっているからかもしれません。当時は会社員なら60歳定年で退職する人が多かったように思いますし、弁護士も70歳を超えてバリバリと仕事をしている人は少なかったです。
他方で最近は会社員でも60歳でリタイヤする人は少なく、定年延長や再雇用は当たり前になってきていますし、弁護士でも70歳を過ぎてもバリバリと仕事をしている人が増えている気がします。

そういう意味では、20年前に筆者が見ていた20期上の弁護士よりも今の自分は若いはず・・・などと思いながらも、もう弁護士になってから20年経ったのかと遠い目で見てしまう今日この頃です


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