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滋賀の弁護士草津駅前法律事務所 滋賀の弁護士 草津駅前法律事務所

弁護士は横のつながりが薄い?

2010年02月24日

 昨日は,土地家屋調査士会の研修会にパネリストとして参加しました。
 土地家屋調査士の方々に,弁護士の業務はどんなものか,講義やパネルトークでお話したのですが,質疑応答の際,「調査士は,同業者同士の横のつながりが非常に重要で,土地の調査の際に同業者から情報提供してもらったり,資料を共有し合ったりするが,弁護士もそうなのか?」という質問がありました。
 弁護士も,そういう同業者同士での情報共有はするのでしょうか?

 結論から言えば,弁護士の場合,個別の各事件について,他事務所の弁護士と情報を共有し合うことはまずありません。依頼者に対する守秘義務違反にもなりえますし,滋賀などは弁護士の数も限られているので,ひょっとしたら同業の弁護士は相手方から既に相談を受けている可能性もあるわけです。たとえば,悪質な業者による消費者問題などの場合には,被害者(消費者)の弁護をしている弁護士同士で情報を共有し合ったりすることはあると思いますが,一般の事件の際に,同業者から情報を提供してもらうことはあまりないんですよね。

 土地家屋調査士の方々は,「うちらは,同業者はライバルというよりもほんとに助け合う関係。同業者と疎遠になると,仕事が非常にしづらい」と言っていました。いわゆる士業でも,それぞれの業界には業界なりの慣習等があるんですねface08


Posted by 弁護士 中井陽一 at 09:25 弁護士の業務

裁判官は嘘を見抜くのがうまいの?

2010年02月17日

 裁判の当事者の言い分が違う場合,証人尋問が実施されることがよくあります。
 当事者同士で言い分が全く違う場合,どちらかの証言は信用できて,どちらかの証言は信用できない,という判断を裁判官はすることになります。では,裁判官は,嘘を見抜くのが上手なのでしょうか?

 一般の方が,嘘を見抜こうとする場合,話し方や,話す態度,表情などから見抜こうとすることが多いのではないでしょうか。しかし,裁判官は,このような表情や態度から判断することはあまりありません。判決文の判決理由では,なぜ一方が信用できて,もう一方が信用できないかを明らかにすることが通常ですが,その際,「表情が○○だったから信用できない」などという理由では,あまりに主観的すぎて,客観性を保つことができないからです。
 では,裁判官は,どうやって嘘を見抜くかというと,客観的な証拠との整合性が保たれているかどうかや,以前の証言との食い違いがないかといったことで嘘かどうかを見抜いていくようなんですよね。

 ですから,証拠も何もないのに,裁判官が嘘を見抜くのがうまいというわけではないんですよね。でも,判決の理由には載らないものの,やはり,裁判官も人間なので,証言をする際の表情や態度からも,信用できるかどうかをチェックしているのかもしれませんねface06

タグ :裁判官


Posted by 弁護士 中井陽一 at 11:44 裁判

弁護士は親の死に目に会えない?

2010年02月07日

 先週は,身内に不幸があり,事務所を少し臨時休業させて頂きました。
お問い合わせを頂いた方などには,ご迷惑をおかけ致しました。

ところで,弁護士は,たとえば親が危篤になったり,身内に不幸があった場合,すぐに駆けつけたりできるものなのでしょうか?

 弁護士の予定,特に裁判期日等は,1~2か月前から決まっていることがほとんどです。しかも,国選の刑事事件や,破産管財事件などの場合,たくさんの関係者がその裁判期日を予定して行動していますから,弁護士の個人的な都合で容易に変更することはできません。
 たとえば,裁判員裁判の公判期日だと,そのために予め裁判員の方々も休みをとっているわけですし,裁判員裁判用の法廷もかなり前から事前に準備をしているので,たとえ弁護を担当する弁護士自身の親が亡くなろうと,前日にキャンセルや延期をするというのは,かなり難しいだろうと思われます。
 筆者の場合,たまたま,裁判期日が入っておらず,事務所での相談と,弁護士会の研修会や会長選挙といった弁護士会の行事だったので,延期や不参加といった対応を取れましたが,もし裁判期日が入っていたら,そちらを優先するしかなかったと思われます。

 というわけで,弁護士は,重要な裁判期日が入っていると,親の一大事であっても,仕事優先にせざるを得ない面があるんですよね。一般の企業の方でも,大切な仕事がある場合には同様だと思いますが,なかなか大変なところですよねkao11


Posted by 弁護士 中井陽一 at 16:00 弁護士雑談

離婚の相談が増える時期?

2010年02月02日

 筆者のような地方の町医者的弁護士の場合,季節的に忙しい時期とか暇な時期とかがはっきりしているわけではありません。しかし,離婚の相談に関しては,比較的多くなる時期があるってご存じですか?

 年明けから,3月ころにかけて,お子様がいる女性からの離婚相談が多くなる傾向があると筆者は感じています。
幼稚園や小学生・中学生の子どもがいるお母さんにとっては,離婚にあったって,できる限り子どもに影響を与えないように,と考える方が多いです。そうすると,年度や学期の途中で離婚をして,転校等になるよりは,進学や進級の時期,つまり春休みの間に離婚をしたり別居をするといったことを計画する人が少なくないようです。
 秋に離婚の相談に来られたものの,「子どものことを考えて,子どもの高校受験が終わった時期にまた相談に来ます」という方もいるんですよね。

 実際に,当事務所でも,年始から,離婚の相談がかなり増えています。離婚は,計画してもすぐに実行できるとは限らないので,早めの相談が重要になりますねiconN36

タグ :離婚相談


Posted by 弁護士 中井陽一 at 17:10 弁護士雑談