担当裁判官が同期生だと有利になる?
2010年08月30日
裁判官・検察官・弁護士は,司法試験合格後,筆者の当時で1年半の間皆が同じカリキュラムの司法修習を経て,それぞれの実務家になっていきます。どの道を選ぶのかは,司法修習中に,それぞれの職業を実際に間近で見てから決めることができました。
一緒の時期に司法修習を受けた同期生は,仲間であるという意識があり,今でも連絡を取り合っていたりします。
当然ながら,事件の担当となった裁判官が,自分と同期生であるということもありうるわけです。
さすがに,裁判官は,中立性についてはとても気をつかいますから,一方が同期の弁護士だからと言って,ひいきをしたりはしません。むしろ,事件の最中は,プライベートでも連絡を取らないようにするなど,中立性の確保に気を遣う方もいるようです。
ですので,仲がよかった同期生の裁判官や検察官が,近くの府県に来ることは大歓迎なのですが,筆者と同じ滋賀県に来てしまうと,意外と気を遣ったり一緒に地元で飲んだりすることがしにくかったりする面があるんですよね。
一緒の時期に司法修習を受けた同期生は,仲間であるという意識があり,今でも連絡を取り合っていたりします。
当然ながら,事件の担当となった裁判官が,自分と同期生であるということもありうるわけです。
さすがに,裁判官は,中立性についてはとても気をつかいますから,一方が同期の弁護士だからと言って,ひいきをしたりはしません。むしろ,事件の最中は,プライベートでも連絡を取らないようにするなど,中立性の確保に気を遣う方もいるようです。
ですので,仲がよかった同期生の裁判官や検察官が,近くの府県に来ることは大歓迎なのですが,筆者と同じ滋賀県に来てしまうと,意外と気を遣ったり一緒に地元で飲んだりすることがしにくかったりする面があるんですよね。
各地の裁判所
2010年08月25日
昨日は,ご依頼頂いている事件の関係で,1日中,福井県のとある市に車で出張していました。
地方都市に出張すると,職業病なのか,目についてしまうのが「裁判所」の案内板や看板。昨日行った市にも,簡裁だけがあり,車で走っていると案内板が見えたため,少し表を覗き見してみました。
地方都市の簡裁の場合,たいてい2階建てで,建物の大きさもコンビニくらいのものです。たいていは,どこも,入り口に地味な文字で「裁判所」と書いてあります。しかも,看板というよりも,黒字の鉄板に黒っぽい時で浮き彫りにしてあり,何も気付かずに前を通っている人も多いかもしれません。
こういう地方都市の裁判所を見ると,「あっ,これなら彦根の裁判所の方が大きいな」とか,「甲賀簡裁と同じような大きさだな」などと,滋賀の裁判所とつい比べてしまいます。
財政面や,司法行政の効率化の観点から,地方都市の裁判所は昔に比べれば減少傾向にあります。でも,いざ小さなもめごとで訴えようとしたときや訴えられたときに,車で何時間もかかる裁判所に行くのはとても不便で,そのため泣き寝入りしてしまう人も出てくるかもしれません。
裁判所も,もっと利用者(特に一般市民)にとって便利な施設になって欲しいですね。
地方都市に出張すると,職業病なのか,目についてしまうのが「裁判所」の案内板や看板。昨日行った市にも,簡裁だけがあり,車で走っていると案内板が見えたため,少し表を覗き見してみました。
地方都市の簡裁の場合,たいてい2階建てで,建物の大きさもコンビニくらいのものです。たいていは,どこも,入り口に地味な文字で「裁判所」と書いてあります。しかも,看板というよりも,黒字の鉄板に黒っぽい時で浮き彫りにしてあり,何も気付かずに前を通っている人も多いかもしれません。
こういう地方都市の裁判所を見ると,「あっ,これなら彦根の裁判所の方が大きいな」とか,「甲賀簡裁と同じような大きさだな」などと,滋賀の裁判所とつい比べてしまいます。
財政面や,司法行政の効率化の観点から,地方都市の裁判所は昔に比べれば減少傾向にあります。でも,いざ小さなもめごとで訴えようとしたときや訴えられたときに,車で何時間もかかる裁判所に行くのはとても不便で,そのため泣き寝入りしてしまう人も出てくるかもしれません。
裁判所も,もっと利用者(特に一般市民)にとって便利な施設になって欲しいですね。
Posted by
弁護士 中井陽一
at
10:17
法律家は外を歩かない?
2010年08月20日
暑い日が続いていますね。「法律家」というと,いつも室内にいて,色白というイメージを持つ方もいらっしゃると思うのですが,実際にはどうなんでしょうか?
まず,裁判官と検察官について言えば,仕事に際して,ほとんど建物の外に出ることはありません。特に,裁判官は,裁判官室で起案をするか,法廷で訴訟指揮をすることがメインの仕事ですので,外に出て仕事をすることはまずありません。現場検証なども,裁判官が外に行って行われる機会はほとんどありません。
また,検察官も,取調べと,記録の検討,法廷での訴訟活動が中心です。しかも,裁判所と検察庁は隣り合わせということが多いので,外を長時間歩くことはあまりありません。また,事件の現場には,警察官が行くので,検察官が外に行って捜査をすることは通常はありません(ドラマではよく行われていますが・・・)。
他方で,弁護士は,そもそも裁判所の近くとは限らないので,裁判所までの移動があります。筆者の事務所では,大津地裁の事件,彦根支部の事件,大阪高裁の事件などがあり,彦根や大阪などは駅から往復で30分以上歩くので,結構日焼けしたりします。また,裁判官や検察官と異なり,弁護士は自分自身が事件の現場に行くことはよくあります。また,外部での法律相談などで移動することも結構あります。
ですので,弁護士は,事務所にいないことも多いですし,外を移動することも比較的多いので,案外日焼けしている弁護士も多いんですよね。
ちなみに,休日の趣味で焼けている法律家も少なくはありません。
筆者も,テニスとダイビングで真っ黒になりつつあるんですよね
まず,裁判官と検察官について言えば,仕事に際して,ほとんど建物の外に出ることはありません。特に,裁判官は,裁判官室で起案をするか,法廷で訴訟指揮をすることがメインの仕事ですので,外に出て仕事をすることはまずありません。現場検証なども,裁判官が外に行って行われる機会はほとんどありません。
また,検察官も,取調べと,記録の検討,法廷での訴訟活動が中心です。しかも,裁判所と検察庁は隣り合わせということが多いので,外を長時間歩くことはあまりありません。また,事件の現場には,警察官が行くので,検察官が外に行って捜査をすることは通常はありません(ドラマではよく行われていますが・・・)。
他方で,弁護士は,そもそも裁判所の近くとは限らないので,裁判所までの移動があります。筆者の事務所では,大津地裁の事件,彦根支部の事件,大阪高裁の事件などがあり,彦根や大阪などは駅から往復で30分以上歩くので,結構日焼けしたりします。また,裁判官や検察官と異なり,弁護士は自分自身が事件の現場に行くことはよくあります。また,外部での法律相談などで移動することも結構あります。
ですので,弁護士は,事務所にいないことも多いですし,外を移動することも比較的多いので,案外日焼けしている弁護士も多いんですよね。
ちなみに,休日の趣味で焼けている法律家も少なくはありません。
筆者も,テニスとダイビングで真っ黒になりつつあるんですよね
