弁護士の上下関係
2009年10月29日
大きな会社だと、会社の入社時期で先輩後輩という上下関係があるでしょうし、役職によっても序列が決まってくると思います。
地方の町弁の場合、同じ県内の弁護士で、上下関係はあるのでしょうか?
弁護士の場合、「修習期」と言って,司法試験合格後に受ける司法修習をいつ受けたのかによって,先輩後輩というのが決まってきます。筆者は57期なのですが、「あの人は50期の先輩」だとか,「彼は60期だから後輩」という感じです。年輩になってから司法試験に合格される方もいらっしゃいますが、たとえ年齢が上でも、修習期が下なら、基本的には後輩にあたるわけです。
もっとも、実際の裁判の場などにおいては、相手の弁護士が先輩だから遠慮して反論しないなどということはありませんので、ご心配はいりません。また、和解の場などにおいても、「先輩だからおれの言うことを聞け!」なんてことはありませんので、弁護士の場合、対外的な仕事をするにおいては、あまり先輩とか後輩とか関係ないんですよね
地方の町弁の場合、同じ県内の弁護士で、上下関係はあるのでしょうか?
弁護士の場合、「修習期」と言って,司法試験合格後に受ける司法修習をいつ受けたのかによって,先輩後輩というのが決まってきます。筆者は57期なのですが、「あの人は50期の先輩」だとか,「彼は60期だから後輩」という感じです。年輩になってから司法試験に合格される方もいらっしゃいますが、たとえ年齢が上でも、修習期が下なら、基本的には後輩にあたるわけです。
もっとも、実際の裁判の場などにおいては、相手の弁護士が先輩だから遠慮して反論しないなどということはありませんので、ご心配はいりません。また、和解の場などにおいても、「先輩だからおれの言うことを聞け!」なんてことはありませんので、弁護士の場合、対外的な仕事をするにおいては、あまり先輩とか後輩とか関係ないんですよね

Posted by
弁護士 中井陽一
at
09:06
裁判所が大混雑?
2009年10月28日
筆者の県の裁判所でも、裁判員裁判の事件が先日から始まりました。初日は傍聴券を求める列ができたようですが、裁判員裁判を担当していない弁護士でも、いろいろと影響を被っているって知っていますか?
元々、裁判所って、それほど混雑するような場所ではありません。ごくまれに、TV報道されるような大事件などがあると、人が多くなりますが、そんなことはごくまれにですし、混むと言ってもたいしたことはありませんでした。
ところが、裁判員制度の事件の場合、これまでなら傍聴席が満員になることはないような事件でも、満員になったりします。そうすると、滋賀のように車社会の地域では、何よりも駐車場がすぐにいっぱいになってしまうんです。
当然、裁判員裁判が行われている最中も、通常の民事事件の法廷は開かれているわけで、車で裁判が始まる5分くらい前に裁判所に行くと、駐車場がいっぱいで、どうしよう!!となってしまうことが最近では結構あるんですよね。
自分勝手かもしれませんが、裁判に出席する弁護士や当事者専用の駐車スペースが欲しいなあ、と思ってしまうんですよね
元々、裁判所って、それほど混雑するような場所ではありません。ごくまれに、TV報道されるような大事件などがあると、人が多くなりますが、そんなことはごくまれにですし、混むと言ってもたいしたことはありませんでした。
ところが、裁判員制度の事件の場合、これまでなら傍聴席が満員になることはないような事件でも、満員になったりします。そうすると、滋賀のように車社会の地域では、何よりも駐車場がすぐにいっぱいになってしまうんです。
当然、裁判員裁判が行われている最中も、通常の民事事件の法廷は開かれているわけで、車で裁判が始まる5分くらい前に裁判所に行くと、駐車場がいっぱいで、どうしよう!!となってしまうことが最近では結構あるんですよね。
自分勝手かもしれませんが、裁判に出席する弁護士や当事者専用の駐車スペースが欲しいなあ、と思ってしまうんですよね
