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日傘男子になる?

2018年07月31日

 7月は猛暑が続きましたが、男性の方で、日傘を差す方はいますか?



 筆者は、「男だったら日焼けしてなんぼ」というようなタイプで、弁護士になる前はもちろん、弁護士になってからも、夏は日焼けして真っ黒ということが多かったのですが、今年で40歳になったことや、今年の夏が暑すぎることもあって、さすがに通勤時に何とか涼しくできないか、と考えるようになりました。
 そこで、日傘を使いたいなと思い、昨日から日傘男子デビューしました! 

 筆者は、マーケティングのイノベーター理論で言えば、「アーリーアダプター」と「アーリーマジョリティ」の間くらいで、比較的流行を先取りしたい方です。たとえば、スーツでの通勤時に背負えるカバンを利用するのも、まだ東京でちょっと流行りだしたくらいから取り入れていました。
 とはいえ、「イノベーター」ではないので、まだ周りに流行っていないものを積極的に取り入れるのは躊躇することが多いんです。

 日傘男子についても、やってみたいと思うものの、周りを見てみるとほぼ誰も日傘を差している男性はいない・・・
 それで躊躇していたのですが、ネットやSNSを見ていると、東京あたりでほんの少しずつ日傘男子が現れつつある様子。というわけで、思い切って日傘男子してみました。当たり前ですが、日差しを防げるので、暑さが全然違いますね。

 とはいえ、まだちょっと恥ずかしくて、朝の自宅から駅までの通勤時しか使ってません・・・
 真昼の大津駅~裁判所間も使いたいものの、知り合いに会うことが多く、まだちょっと恥ずかしいんですよねkao_5


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タグ :日傘


Posted by 弁護士 中井陽一 at 08:00 プライベート雑談

離婚調停を欠席すると不利になるの?

2018年07月24日

 あなたのところへ、離婚調停など、家事調停の呼出状が裁判所から届いたとしましょう。
 この調停の呼出状を無視すると、何か不利益が生じるのでしょうか?



 離婚調停の呼出状は、一般的に、普通郵便で届きます。ポストへポイッと投函されるだけなので、あまり深刻に感じない人も多いかもしれません。また、ネットなどで調べると、「調停には強制力がない」などと記載されているものもあり、無視して欠席しても特に不利益にならないだろうと考える人もいそうです。

 建前で言えば、正当な理由無く欠席すると、5万円以下の過料(罰金のようなもの。行政罰。)が科せられることがあります(家事事件手続法第258条1項、第51条3項)。
 とはいっても、実際にこの規定に基づいて過料を科せられたという人は周囲にはほとんどいません。ほぼ死文化していると言ってもよいかもしれません。

 では、離婚調停などを無視して欠席してもよいかですが、弁護士からみると、「欠席してメリットはない」ケースがほとんどです。
 調停を無視すれば、話し合う機会がなくなり、あとは相手が裁判(離婚訴訟)をしてくる可能性が高まります。裁判となれば、無視すると相手側の言い分だけを裁判官が聞いた上で判決が出てしまいますし、争う場合にはやはり弁護士をつけないとなかなか難しいです。そうすると、調停を無視しても、結局は裁判で無視できなくなる上、弁護士費用もかさむことになります。

 また、婚姻費用(生活費)の調停などの場合、無視してもその後審判手続となり、相手の話だけを聞いて、裁判官が強制的な命令(審判)を出すことになります。

 ですので、いずれにしても、調停の呼出状は無視しない方が得策と言えますね。
 実際問題として、別居しているケースならば、調停の呼出状を完全に無視する人は非常に少ない印象です。でも、同居中の場合、調停を起こしても、呼出状を目の前でゴミ箱に捨てられたりして、無視されるケースがそれなりにある気がしますね…kao_3


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Posted by 弁護士 中井陽一 at 08:00 弁護士の業務

支払先がなぜ弁護士の預かり口座?

2018年07月20日

 弁護士にトラブル解決を依頼して、相手との示談が成立したとき、解決金や示談金の振込先口座が「預かり金弁護士●●」という弁護士の預かり口座になることが多いです。
 弁護士にとってはそのようにするのは一種の常識なんですが、一般の方からは、「なぜですか」と不思議に思われることも多いです。いったいなぜ、振込先が弁護士の預かり口座なのでしょうか?




①入金の確認が容易
 弁護士の預かり口口座の場合、通常、事務員が頻繁に記帳して入金の確認をしますので、相手から入金があったかどうかを確認することが容易です。依頼者自らが、何度も銀行に行って確認する手間が省けるわけです。

②精算の手間を省ける
 相手から解決金が入ってくれば、事件としては解決となり、その後依頼者は弁護士に報酬を支払うことになります。
 解決金が弁護士の預かり口座に入ってきた場合、弁護士が解決金の中から所定の弁護士報酬を差し引いて精算をし、依頼者にお返しするので、依頼者が弁護士報酬を別途弁護士に振り込む必要がありません。

③弁護士報酬の取りっぱぐれがない

 実はこれが弁護士にとっては一番重要な点です。
 解決金が弁護士の預かり口座に入ってきて、弁護士報酬を差し引いて依頼者にお返しすれば、「解決金が入ってきたのに依頼者が報酬を支払ってくれない」という弁護士からみたリスクがなくなります。
 ごくまれに、「解決金が依頼者の口座に振り込まれたのに、その直後から依頼者との連絡が全く取れなくなった」というようなケースも存在するので、弁護士側の都合とすれば、解決金の支払先口座は弁護士の預かり口座にしたいところなんですよねkao_13


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タグ :預かり口座


Posted by 弁護士 中井陽一 at 08:00 弁護士の業務

警察と弁護士は仲が悪いの?

2018年07月19日

 みなさんは、「警察」と「弁護士」って、連携しているイメージですか?それとも、仲が悪いイメージですか?



 実際のところ、警察と弁護士の関係って、非常に微妙な関係だと思います。
 まず、逮捕・勾留された人を弁護士が弁護する、刑事弁護の場面では、基本的に警察と弁護士は敵対関係のことが多いです。
 弁護士は、警察の強引な捜査や取り調べを牽制したり、被疑者が起訴されないように活動をするわけですから、警察にとっては厄介者ですよね。刑事弁護を熱心に扱っている弁護士は、警察に対して悪いイメージを持っていることが多いです。
 また、刑事弁護の関係で、警察の刑事課に「弁護士ですけど」と電話をしても、すごくぞんざいに扱われることが多いです。

 他方で、犯罪被害者支援や、DV弁護、暴力団対策などの分野では、警察と弁護士は連携を図ることになります。特に犯罪被害者支援の分野などは、警察と弁護士が一緒に被害者のための窓口を設けたり、支援のための協議会を開催したりしています。

 また、弁護士が相手方等から脅迫行為や業務妨害等を受けた際に、一被害者として、警察に助けを求めたり、被害申告をすることもありえます。

 このように、警察と弁護士って、手を組む分野もあれば、敵対する分野もあり、結構微妙な関係なんですよね。
 まあ、時と場合や立場によって使い分けるという意味では、「大人な関係」なのかもしれませんねkao_13


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タグ :警察弁護士


Posted by 弁護士 中井陽一 at 08:27 弁護士雑談

弁護士は「仲直り」は不得意?

2018年07月18日

 離婚の相談や弁護をしていると、「妻と(夫と)よりを戻したい」という相談があります。
 このような相談について、弁護士はどのようにアドバイスをするのでしょうか?



 実は、一般的に、弁護士は、離婚をするためにはどうすればよいかとか、離婚の条件をどうするか、という相談は得意ですが、どうしたらよりを戻せるかについてはあまり得意ではありません。よりを戻せるかどうかは、法律問題では無く、気持ちの問題だからなんですよね。

 「どうすれば離婚を拒否できるか」は法律問題ですし、離婚の裁判をされた時に、離婚にならないように弁護をするのも弁護士の業務です。しかしながら、離婚を拒否しても、離婚裁判で離婚請求を棄却できても、それで配偶者とよりが戻るかというと、そうとは限りません。むしろ、関係が悪化し、時間が経ってから再び離婚訴訟を起こされることになりかねません。

 また、家庭裁判所には、一応「夫婦円満調停」という、よりを戻すための調停もあるものの、この調停をしてよりが戻ったというケースはほとんど聞きません。結局のところ、よりが戻るかどうかは、法律でどうこうできるわけではなく、当事者の気持ち次第という面が大きいのでしょうね。

 実は、円満調停は、「相手が同居を拒否した」という事実を明らかにするために申立がなされたりすることがあります。こっちは円満に解決しようとしたのに、相手が拒否して別居を強行したんだから、離婚したければ慰謝料払え、という感じですね。なんだか全然円満じゃないですねkao_5


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タグ :円満


Posted by 弁護士 中井陽一 at 07:50 弁護士の業務