被疑者・被告人は暇?
2014年03月24日
警察に逮捕されて,警察の留置場や拘置所に勾留されている間,被疑者・被告人は何をしているのでしょうか?
まず,逮捕されて起訴されるまでの間は,取り調べや現場検証などが行われます。特に,複雑な事件や,詳細な取り調べが必要な事件の場合には,朝から晩まで取り調べが行われることもあり,留置場内でぼーっとしているような時間は少ないことが多いようです。
他方で,取り調べの必要があまり無い事件や,起訴された後は,取り調べ室に呼ばれることもなく,ずーっと留置場内の部屋で過ごすこともあります。そのような場合,被疑者・被告人にとってはやることがあまりなくて,時間が経つのがすごく長く感じるようです。
あまりに時間ばかりがありすぎて,やることが無いと,精神的にもつらくなってきます。解消の方法としてよくあるのは,本の差し入れ・購入です。小説などを差し入れることはできますので,分厚めの小説を入れて読んで気分を紛らわしてもらうんですね。また,小説を普段読まない人には,クロスワードパズルやロジックパズルの本などを差し入れるというのも一つの方法です。
いずれにしても,取り調べがずっとあってもしんどいし,無くても暇すぎて辛くなることもあるんですね。
捕まった人の家族が頻繁に面会に行って,精神的な支えになってあげるのが一番よい方法なんでしょうね
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まず,逮捕されて起訴されるまでの間は,取り調べや現場検証などが行われます。特に,複雑な事件や,詳細な取り調べが必要な事件の場合には,朝から晩まで取り調べが行われることもあり,留置場内でぼーっとしているような時間は少ないことが多いようです。
他方で,取り調べの必要があまり無い事件や,起訴された後は,取り調べ室に呼ばれることもなく,ずーっと留置場内の部屋で過ごすこともあります。そのような場合,被疑者・被告人にとってはやることがあまりなくて,時間が経つのがすごく長く感じるようです。
あまりに時間ばかりがありすぎて,やることが無いと,精神的にもつらくなってきます。解消の方法としてよくあるのは,本の差し入れ・購入です。小説などを差し入れることはできますので,分厚めの小説を入れて読んで気分を紛らわしてもらうんですね。また,小説を普段読まない人には,クロスワードパズルやロジックパズルの本などを差し入れるというのも一つの方法です。
いずれにしても,取り調べがずっとあってもしんどいし,無くても暇すぎて辛くなることもあるんですね。
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twitterをする弁護士は暇?
2014年03月18日
弁護士の中には,twitterでたくさんつぶやいている弁護士がいます。そういう弁護士の中には,平日であろうと昼間であろうとかかわらず,どうでもいいような内容も含めてかなりたくさんつぶやいている方もいます。
しかも,そのような弁護士に限って,同業者の間でも仕事が非常に多忙とか,事件数が多いと言われていたりするのですが,なぜ暇でもないのにそれだけつぶやくのでしょうか?
実は,弁護士の仕事って,結構わずかな隙間時間が多いんです。裁判官の場合,自分の机で執務をしていて,裁判の時間になって当事者(=弁護士ら)がそろえば法廷に移動するだけですから,平日の勤務時間中に隙間時間は無いと思います。
他方で,弁護士の場合,裁判所までの電車での移動時間,裁判がはじまる前の廊下での待ち時間,接見に行った際の警察での待ち時間など,結構隙間時間が多いんですよね。そして,事件記録を人前で広げて読むわけにもいかないため,手持ちぶさたになる時間も多いんです。文庫本などを読む方もいますし,筆者などはニュースサイトなどを見ていますが,その間につぶやいている弁護士もいるんでしょうね。
ちなみに,そういう多忙なのにつぶやき続けている弁護士さんって,常に頭の中に何か考え事が出てくる,起きている間何も考えないことがほとんどない,という方が多いようです(→実際にそう話していたし,つぶやいてもいました)。
仕事が暇だからつぶやいている,というわけではないんですね
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しかも,そのような弁護士に限って,同業者の間でも仕事が非常に多忙とか,事件数が多いと言われていたりするのですが,なぜ暇でもないのにそれだけつぶやくのでしょうか?
実は,弁護士の仕事って,結構わずかな隙間時間が多いんです。裁判官の場合,自分の机で執務をしていて,裁判の時間になって当事者(=弁護士ら)がそろえば法廷に移動するだけですから,平日の勤務時間中に隙間時間は無いと思います。
他方で,弁護士の場合,裁判所までの電車での移動時間,裁判がはじまる前の廊下での待ち時間,接見に行った際の警察での待ち時間など,結構隙間時間が多いんですよね。そして,事件記録を人前で広げて読むわけにもいかないため,手持ちぶさたになる時間も多いんです。文庫本などを読む方もいますし,筆者などはニュースサイトなどを見ていますが,その間につぶやいている弁護士もいるんでしょうね。
ちなみに,そういう多忙なのにつぶやき続けている弁護士さんって,常に頭の中に何か考え事が出てくる,起きている間何も考えないことがほとんどない,という方が多いようです(→実際にそう話していたし,つぶやいてもいました)。
仕事が暇だからつぶやいている,というわけではないんですね

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地震の備えは万全?
2014年03月17日
先日,四国の方で大きな地震がありました。東日本大震災から3年ということもあり,テレビでも地震に関する情報番組をたくさんやっていました。
さて,みなさんは,地震への備えは万全ですか?
筆者の場合,一応大震災後に家の倒れやすい家具に転倒防止材は取り付けましたが,それ以外はまだ何もやっていません…
なかなか,何から準備すべきかわからないんですよね。
それに,筆者の場合,寝る時を除いて家にいる時間が非常に短く,事務所にいる時間の方が長いので,事務所の防災のグッズを置いておくべきかな,とも思っています。
まずはやっぱり水なんですかね。甘い考えかもしれませんが,筆者の事務所は地域でも拠点となるようなホテルの一角にあるので,災害時にはホテルが頼りになるんじゃないか,なんてことを思ったりもします。
こういうことって,いつまでにやらなければダメっていう期限がないため,どうしても後回しになってしまうんですよね。ブログを書いたのがよい機会なので,近いうちに防災グッズをそろえてみようと思います
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さて,みなさんは,地震への備えは万全ですか?
筆者の場合,一応大震災後に家の倒れやすい家具に転倒防止材は取り付けましたが,それ以外はまだ何もやっていません…
なかなか,何から準備すべきかわからないんですよね。
それに,筆者の場合,寝る時を除いて家にいる時間が非常に短く,事務所にいる時間の方が長いので,事務所の防災のグッズを置いておくべきかな,とも思っています。
まずはやっぱり水なんですかね。甘い考えかもしれませんが,筆者の事務所は地域でも拠点となるようなホテルの一角にあるので,災害時にはホテルが頼りになるんじゃないか,なんてことを思ったりもします。
こういうことって,いつまでにやらなければダメっていう期限がないため,どうしても後回しになってしまうんですよね。ブログを書いたのがよい機会なので,近いうちに防災グッズをそろえてみようと思います

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検察官はかばんではなく風呂敷?
2014年03月12日
刑事裁判を傍聴していると,検察官は,なぜか事件記録を風呂敷につつんで持ってきます。たいていの検事が,かばんではなく,風呂敷なんですよね。弁護士で風呂敷を使う人はまずいません。いったいなぜ,検事は風呂敷なんでしょうか?
①検察庁と裁判所が近い
検察庁は,裁判所のすぐ近くにあるケースが多いです。弁護士の場合,裁判所で電車で移動したり,その後別の裁判や現場に行ったりすることもあるので,事件の記録だけではなく,パソコンや他の書類,メモ帳やipadなど,様々なものを持ち歩きます。
他方で,検察官は,徒歩で1・2分の検察庁から,あくまでその裁判のためだけに裁判所に行くので,運ぶのは事件記録だけであり,かばんである必要はありません。
また,歩いてすぐですから,どこかに置いたりすることもありませんし,周りの目を気にする必要もありません。
②分厚い記録も包める
刑事事件の記録は,薄いこともあれば分厚いこともあります。鞄だと,分厚い時にはキャスター付きの大きなバッグでないと入らないことがありますが,風呂敷の場合には大きさに合わせることができます。
ちなみに,検察官の持っている風呂敷は,一般的な風呂敷よりもかなり大きいサイズで,支給されるようです。
③帰りの荷物が無い
検察官は,刑事事件記録を,裁判所に全て提出して帰ってくることがほとんどのため,行きの荷物が多くても,帰りの荷物は少ないということがよくあります。風呂敷だと,帰りは折りたたんで持って帰ることができ,楽なのです。
他方で,弁護士は,荷物が大幅に減るというケースはあまりないため,鞄の方がよいということになります。
これまでずーっと長年検事の間で風呂敷が使われていることからすれば,検事にとっては相当使い勝手がいいんでしょうね。他方で,弁護士が風呂敷を使わないということは,弁護士にとっては使い勝手はよくないのかもしれませんね
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①検察庁と裁判所が近い
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他方で,検察官は,徒歩で1・2分の検察庁から,あくまでその裁判のためだけに裁判所に行くので,運ぶのは事件記録だけであり,かばんである必要はありません。
また,歩いてすぐですから,どこかに置いたりすることもありませんし,周りの目を気にする必要もありません。
②分厚い記録も包める
刑事事件の記録は,薄いこともあれば分厚いこともあります。鞄だと,分厚い時にはキャスター付きの大きなバッグでないと入らないことがありますが,風呂敷の場合には大きさに合わせることができます。
ちなみに,検察官の持っている風呂敷は,一般的な風呂敷よりもかなり大きいサイズで,支給されるようです。
③帰りの荷物が無い
検察官は,刑事事件記録を,裁判所に全て提出して帰ってくることがほとんどのため,行きの荷物が多くても,帰りの荷物は少ないということがよくあります。風呂敷だと,帰りは折りたたんで持って帰ることができ,楽なのです。
他方で,弁護士は,荷物が大幅に減るというケースはあまりないため,鞄の方がよいということになります。
これまでずーっと長年検事の間で風呂敷が使われていることからすれば,検事にとっては相当使い勝手がいいんでしょうね。他方で,弁護士が風呂敷を使わないということは,弁護士にとっては使い勝手はよくないのかもしれませんね

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証人尋問にはテクニックが必要?
2014年03月11日
テレビドラマの裁判シーンでは,証人尋問のシーンが弁護士の腕の見せ所です。敏腕な弁護士の尋問によって,証人の嘘があばかれるというシーンなどがよくありますね。
さて,実際の裁判でも,証人尋問において弁護士のテクニックは重要なのでしょうか?
結論から言えば,弁護士の尋問テクニックは,非常に重要だと思います。
ところが,司法試験でも,その後の司法研修所でも,尋問のテクニックは教えられることがあまりありませんし,尋問のテクニックを主題とした本もそれほど多く出ていません。むしろ,法律をしっかり学んで,証拠をしっかりと集め,記録をきっちり読めば,自然と尋問もうまくいく,というのがこれまでの法律家の間のスタンスだったのかもしれません。
もっとも,裁判員裁判が始まってから,弁護士の尋問技術がこれまで以上に注目されるようになったのです。裁判員は一般人ですので,裁判官と異なり,分厚い記録を隅々までじっくり読むことはありません。証人尋問の印象で,結論が大きく左右されます。そのため,特に刑事弁護を専門としている弁護士が中心となって,アメリカの弁護士の法廷での尋問技術を取り入れて,証人尋問のテクニックを学ぼうという研修が開催されるようになりました。
筆者も,先週丸二日間受講・実演してきましたが,非常に勉強になりました!
こうして,弁護の技術のレベルを上げる努力をこれからも続けていかなければ!と思いましたね
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さて,実際の裁判でも,証人尋問において弁護士のテクニックは重要なのでしょうか?
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ところが,司法試験でも,その後の司法研修所でも,尋問のテクニックは教えられることがあまりありませんし,尋問のテクニックを主題とした本もそれほど多く出ていません。むしろ,法律をしっかり学んで,証拠をしっかりと集め,記録をきっちり読めば,自然と尋問もうまくいく,というのがこれまでの法律家の間のスタンスだったのかもしれません。
もっとも,裁判員裁判が始まってから,弁護士の尋問技術がこれまで以上に注目されるようになったのです。裁判員は一般人ですので,裁判官と異なり,分厚い記録を隅々までじっくり読むことはありません。証人尋問の印象で,結論が大きく左右されます。そのため,特に刑事弁護を専門としている弁護士が中心となって,アメリカの弁護士の法廷での尋問技術を取り入れて,証人尋問のテクニックを学ぼうという研修が開催されるようになりました。
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こうして,弁護の技術のレベルを上げる努力をこれからも続けていかなければ!と思いましたね

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