弁護士がデスクで使用するパソコンは?
2012年12月21日
みなさんは,職場のデスクで,どのようなパソコンを使っていらっしゃいますか?
といっても,会社員であれば,自分でPCを選んだりカスタマイズできるわけではなく,当然,職場にあるPCを使うことになると思います。
この点,弁護士(特にボス弁)の場合,個人事業主ですので,自分でPCを選んだりカスタマイズできる立場にありますが,どのような基準でPCを選んでいるのでしょうか?
あくまで筆者の独断と偏見ですが,以下のような点が重要になるのではないかと思います。
①キーボードの打ちやすさ
弁護士って,最も重要な仕事は書面作成なんですね。昼間などは,裁判や打ち合わせの時間が多いですが,夜や土日には,黙々と何十ページの法律の書面を作成しています。したがって,どれだけストレス無くキーボードを打てるかという点は,非常に重要なんですよね。
筆者が使っているのは,東プレのrealforceという機種です。キーボード単体で1万円以上する高価な機種で,慣れるまでは打ちにくかったりするのですが,慣れれば抜群に速く打つことができます。ITに長けている弁護士に好まれているようです。
なお,キーボードの打ちやすさ等もあってか,弁護士が自分のデスクで普段からノートPCを使っているという方はあまり見たことがないですね。
②モニタの見やすさ
書面をたくさん作ったり,その最中に判例を調べたりするので,モニタの大きさや見やすさにこだわる方も結構いるようです。マルチディスプレイにして,一つのモニタには判例等を映し,もう一つのモニタで文書作成する,という方も多いようですね。
筆者の場合,大きさにそれほどこだわりはないのですが,写り込みが激しいと目が疲れるので,反射が少ない画面のモニタを選んでいます。
③再生デバイス
案外,証拠などで,DVD等を再生したり作成したり編集したりすることが少なくないんですよね。そういうときに,DVDの再生・書き込み機能がないと,困ることになります。
ですので,これらの再生デバイスは必須だったりします。
また,ボイスレコーダーをPCで再生することも多いので,その際にはよく聞き取れるように,スピーカーが重要になります。
まあ,基本的に,PCに激しい負荷がかかる作業をすることはそれほど多くなく,文書作成が中心なので,CPUやメモリはそれほど重要ではないかもしれません。また,かつては,膨大な裁判のデータを入れるという意味で,HDDの容量も重要な意味がありましたが,クラウドや外部保存等が盛んになって,PC自体のHDDの容量はそれほど重要ではなくなっているのかもしれません。
他方で,年輩の方を中心に,PCなどにはほとんどこだわらない,興味が無いという弁護士もかなりいたりします。いまだに,弁護士が口で書面の内容を読み上げて,事務員さんがパソコンに打ち込む,という事務所もあるということを聞いたりしますね
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といっても,会社員であれば,自分でPCを選んだりカスタマイズできるわけではなく,当然,職場にあるPCを使うことになると思います。
この点,弁護士(特にボス弁)の場合,個人事業主ですので,自分でPCを選んだりカスタマイズできる立場にありますが,どのような基準でPCを選んでいるのでしょうか?
あくまで筆者の独断と偏見ですが,以下のような点が重要になるのではないかと思います。
①キーボードの打ちやすさ
弁護士って,最も重要な仕事は書面作成なんですね。昼間などは,裁判や打ち合わせの時間が多いですが,夜や土日には,黙々と何十ページの法律の書面を作成しています。したがって,どれだけストレス無くキーボードを打てるかという点は,非常に重要なんですよね。
筆者が使っているのは,東プレのrealforceという機種です。キーボード単体で1万円以上する高価な機種で,慣れるまでは打ちにくかったりするのですが,慣れれば抜群に速く打つことができます。ITに長けている弁護士に好まれているようです。
なお,キーボードの打ちやすさ等もあってか,弁護士が自分のデスクで普段からノートPCを使っているという方はあまり見たことがないですね。
②モニタの見やすさ
書面をたくさん作ったり,その最中に判例を調べたりするので,モニタの大きさや見やすさにこだわる方も結構いるようです。マルチディスプレイにして,一つのモニタには判例等を映し,もう一つのモニタで文書作成する,という方も多いようですね。
筆者の場合,大きさにそれほどこだわりはないのですが,写り込みが激しいと目が疲れるので,反射が少ない画面のモニタを選んでいます。
③再生デバイス
案外,証拠などで,DVD等を再生したり作成したり編集したりすることが少なくないんですよね。そういうときに,DVDの再生・書き込み機能がないと,困ることになります。
ですので,これらの再生デバイスは必須だったりします。
また,ボイスレコーダーをPCで再生することも多いので,その際にはよく聞き取れるように,スピーカーが重要になります。
まあ,基本的に,PCに激しい負荷がかかる作業をすることはそれほど多くなく,文書作成が中心なので,CPUやメモリはそれほど重要ではないかもしれません。また,かつては,膨大な裁判のデータを入れるという意味で,HDDの容量も重要な意味がありましたが,クラウドや外部保存等が盛んになって,PC自体のHDDの容量はそれほど重要ではなくなっているのかもしれません。
他方で,年輩の方を中心に,PCなどにはほとんどこだわらない,興味が無いという弁護士もかなりいたりします。いまだに,弁護士が口で書面の内容を読み上げて,事務員さんがパソコンに打ち込む,という事務所もあるということを聞いたりしますね

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タグ :パソコン
司法修習生らの合格発表
2012年12月19日
みなさんは,自分以外の誰かの合格発表を心待ちに待っていたという経験はありますか?
昨日は,司法試験に合格して司法修習を終えた人たちの,「二回試験」と呼ばれる最終試験の合格発表日でした。司法試験を終えても,すぐに弁護士・裁判官・検察官になれるわけではなく,司法修習を終えて,二回試験に合格して,初めて法曹としての資格を得られるわけです。
今年から,筆者も修習生の指導担当弁護士になったので,自分のところで学んだ修習生の発表はとても気になるわけです。無事,筆者のところで学んだ修習生からも合格したとの連絡があり,また,一緒に飲んだ他の修習生らからも合格の連絡をもらい,昨日はとっても嬉しい1日でした。
例年,合格率は9割超の試験ではありますが,当の本人たちにとっては,それでも発表までとても不安だったでしょうね。
自分自身の試験の合格発表とはまた違う喜びがあって,いいものですね。
どうぞ,みんな立派な法律家になって,また法廷でお会いしたいものです
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昨日は,司法試験に合格して司法修習を終えた人たちの,「二回試験」と呼ばれる最終試験の合格発表日でした。司法試験を終えても,すぐに弁護士・裁判官・検察官になれるわけではなく,司法修習を終えて,二回試験に合格して,初めて法曹としての資格を得られるわけです。
今年から,筆者も修習生の指導担当弁護士になったので,自分のところで学んだ修習生の発表はとても気になるわけです。無事,筆者のところで学んだ修習生からも合格したとの連絡があり,また,一緒に飲んだ他の修習生らからも合格の連絡をもらい,昨日はとっても嬉しい1日でした。
例年,合格率は9割超の試験ではありますが,当の本人たちにとっては,それでも発表までとても不安だったでしょうね。
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大学構内の懐かしい建物
2012年12月16日

筆者が大学時代にお世話になったゼミの教授が叙勲を受けられたとのことで,ゼミ卒業生らで祝賀会をすることになり,その打ち合わせのため,久しぶりに母校である同志社大学の今出川キャンパスに行ってきました。
学生時代には何とも思わなかったのですが,とても雰囲気のある建物が多いです。写真は「ハリス理化学館」という建物ですが,調べてみると,1890年築で,国の重要文化財になっているようです。
ちょっと周りの建物が工事中だったのが残念ですが,思わず写真を撮ってしまいますね。
でも,大学の中に入ると,大学生がとっても若く感じられました。自分自身が年をとってしまったことを痛感する1日でした

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耐震対策は大変?
2012年12月13日
みなさんの職場の建物などは,耐震対策は万全でしょうか?
筆者がよく使う裁判所や弁護士会といった建物は,数年前から現在でも耐震工事ラッシュなんですが,なぜだかわかりますか?
耐震改修促進法という法律により,多数の人が利用する建物については耐震改修に努めることとされていますが,費用の面もあって,司法関係の建物はなかなか改修が進んでいませんでした。しかし,昨年の大震災を受けて,全国の裁判所や弁護士会で,耐震工事が進んでいるようです。
とはいっても,費用の面もあり,簡単に建て替えなどはできないため,ほとんどが,外壁や室内に×印のはすかいのような鉄骨を加えるような工事です。大津の裁判所も,古いけれどなかなか立派な趣がある建物だったのですが,今では鉄骨の×印ばかりが目立つようになってしまいました。
また,滋賀弁護士会館も,現在耐震工事中ですが,この工事の費用は,滋賀の弁護士らが出す会費からまかなわれます。耐震工事って,結構な費用がかかるもので,弁護士1人あたりの負担もかなりのものになってしまうんですよね。とはいっても,弁護士会館も一般の相談者の方などがお越しになる場所ですので,安全性は確保しないといけませんもんね。
ちなみに,筆者は小学生時代を福島県で育っていますが,福島と比べると,滋賀の地震の少なさにはびっくりします。深度1程度ですら,1年に1,2回くらいしか感じることがありません。とはいえ,活断層もあるようですし,油断は禁物ですね
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筆者がよく使う裁判所や弁護士会といった建物は,数年前から現在でも耐震工事ラッシュなんですが,なぜだかわかりますか?
耐震改修促進法という法律により,多数の人が利用する建物については耐震改修に努めることとされていますが,費用の面もあって,司法関係の建物はなかなか改修が進んでいませんでした。しかし,昨年の大震災を受けて,全国の裁判所や弁護士会で,耐震工事が進んでいるようです。
とはいっても,費用の面もあり,簡単に建て替えなどはできないため,ほとんどが,外壁や室内に×印のはすかいのような鉄骨を加えるような工事です。大津の裁判所も,古いけれどなかなか立派な趣がある建物だったのですが,今では鉄骨の×印ばかりが目立つようになってしまいました。
また,滋賀弁護士会館も,現在耐震工事中ですが,この工事の費用は,滋賀の弁護士らが出す会費からまかなわれます。耐震工事って,結構な費用がかかるもので,弁護士1人あたりの負担もかなりのものになってしまうんですよね。とはいっても,弁護士会館も一般の相談者の方などがお越しになる場所ですので,安全性は確保しないといけませんもんね。
ちなみに,筆者は小学生時代を福島県で育っていますが,福島と比べると,滋賀の地震の少なさにはびっくりします。深度1程度ですら,1年に1,2回くらいしか感じることがありません。とはいえ,活断層もあるようですし,油断は禁物ですね

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Posted by
弁護士 中井陽一
at
08:28
司法修習生の成長
2012年12月12日
今回の記事から,ちょっとだけお試しで文字を大きくしてみました。読みにくいようなら,また元に戻しますね。
さて,みなさんの職場では,新入社員などが数か月経ってどんどん成長していく様子って見受けられますか? 司法修習生を受け入れている弁護士事務所の場合,実は,司法修習生の1年間の成長がとてもよくわかるんです。
筆者の事務所には,司法試験に合格した司法修習生が弁護修習のために来ています。先日までは,今年末から弁護士になる予定の修習生が来ていましたが,早速,年明けには,その1年下の来年末に弁護士等になる予定の修習生がやってきます。
つい最近,今年来ていた修習生とご飯を食べ,その後,来年来る修習生とご飯を食べに行ったのですが,この1年の差というのは大きいもので,話していて全然違うんですよね。社会人としての意識とか,法律家としての考え方とか,そういったものが,司法修習の1年でだいぶ成長するんだなあというのが比較するととてもよくわかります。
きっと,来年にうちの事務所に来る修習生も,1年後には,とても立派に成長していることでしょう。そのような成長を間近で見れるのは,指導担当弁護士の喜びでもありますね。
修習生の成長に負けないよう,自分自身もしっかりと成長していかないといけませんね
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さて,みなさんの職場では,新入社員などが数か月経ってどんどん成長していく様子って見受けられますか? 司法修習生を受け入れている弁護士事務所の場合,実は,司法修習生の1年間の成長がとてもよくわかるんです。
筆者の事務所には,司法試験に合格した司法修習生が弁護修習のために来ています。先日までは,今年末から弁護士になる予定の修習生が来ていましたが,早速,年明けには,その1年下の来年末に弁護士等になる予定の修習生がやってきます。
つい最近,今年来ていた修習生とご飯を食べ,その後,来年来る修習生とご飯を食べに行ったのですが,この1年の差というのは大きいもので,話していて全然違うんですよね。社会人としての意識とか,法律家としての考え方とか,そういったものが,司法修習の1年でだいぶ成長するんだなあというのが比較するととてもよくわかります。
きっと,来年にうちの事務所に来る修習生も,1年後には,とても立派に成長していることでしょう。そのような成長を間近で見れるのは,指導担当弁護士の喜びでもありますね。
修習生の成長に負けないよう,自分自身もしっかりと成長していかないといけませんね

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Posted by
弁護士 中井陽一
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18:00