裁判で決着がつくとは限らない?
2014年08月06日
法律相談を聞いていると,たまに,「どっちが正しいか悪いのか,裁判で決着をつけてやる!」とか,「出るとこに出て白黒つけてやる!」という話を聞くことがあります。しかし,実は,裁判ではそのような判断はしてくれないことが多いって知っていますか?
日本の民事裁判では,原告の主張事実が,要件事実という法律に基づくルールに照らして,認められるかどうかを判断します。基本的には,「原告の主張する法律上の権利が認められるかどうか」を裁判所は判断するだけです。
たとえば,A株式会社において,社長Bと副社長Cが経営方針の意見で対立したとしましょう。
結局,B社長の主張する積極路線を取ったけれども,うまくいかず,赤字になったとします。
C副社長「ほらみろ,私の言っていた,慎重路線の方がよかったんだ!」
B社長「そんなことはない。あれがベストの方策だったんだ!」
C副社長「じゃあ,どっちが正しいか,裁判で白黒つけてやる!」
よくありそうな話ですね。でも,基本的には,B社長に善管注意義務違反や不法行為などの法律違反が無ければ,基本的には裁判として扱われる話にはなりません。また,仮に裁判になるとしても,原告となるのはC副社長では無く,会社や株主であって,B社長とC副社長のどちらが正しかったのかそのものの決着をつける裁判というのはないんですよね。
こういう話は,親族間や友人間などでも結構ありますね。裁判にならずとも,たまに,「弁護士さんにどちらの言い分が正しいのか判断して欲しいんです!」というような相談もあります。でも,弁護士は,あくまで法律上の紛争のスペシャリストですから,裁判所が判断できないような事項について,意見を述べるのはなかなか難しいんですよね
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Posted by
弁護士 中井陽一
at
08:31
│
裁判