全く同じ印鑑は良くない!
2017年06月01日
印鑑って、全く印影が同じ印鑑は、はんこ屋さんでは作ってくれないことが多いって知っていますか?
にもかかわらず、弁護士は同じ印影の印鑑を2本持っていることが多いって知っていますか?

まず、印鑑は「自分が手続をした」ことを証明するものですから、全く同じものが2本あることは本来問題なのです。簡単に書類を偽造できてしまいます。
弁護士としても、もし依頼者や相談者が、「全く同じ印鑑を2本持ちたいと思っているんです」と言ってきた場合、「リスクがありますから止めておきましょう」とアドバイスするでしょう。
はんこ屋さんでも、技術的には可能であっても、全く同じ印鑑の製作は受けてもらえないことが多いようです。
ところが、弁護士自身はどうかというと、「職印」と呼ばれる弁護士の職務上の実印を、全く同じ2本持っている人が非常に多いです。
というか、弁護士の独立開業のマニュアルなどには、「職印は同じものを2本作って、1本は弁護士が持ち歩き、もう1本は事務所に置いておきましょう」と書かれていたりします。
弁護士の場合、銀行での手続などは、弁護士自身がやるのではなく、事務員がやることが多いんですよね。他方で、弁護士も、裁判所で書類を受け取る際などに、職印を用いることがよくあります。
そのため、同じ職印を2本作って、1本は事務所用、もう1本は持ち歩き用にしていることが多いんですよね。
依頼者にはリスクがあるからといって禁じておきながら、自分自身は同じ印鑑を2本作るって、なんだか矛盾しているような気もしますね
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弁護士としても、もし依頼者や相談者が、「全く同じ印鑑を2本持ちたいと思っているんです」と言ってきた場合、「リスクがありますから止めておきましょう」とアドバイスするでしょう。
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ところが、弁護士自身はどうかというと、「職印」と呼ばれる弁護士の職務上の実印を、全く同じ2本持っている人が非常に多いです。
というか、弁護士の独立開業のマニュアルなどには、「職印は同じものを2本作って、1本は弁護士が持ち歩き、もう1本は事務所に置いておきましょう」と書かれていたりします。
弁護士の場合、銀行での手続などは、弁護士自身がやるのではなく、事務員がやることが多いんですよね。他方で、弁護士も、裁判所で書類を受け取る際などに、職印を用いることがよくあります。
そのため、同じ職印を2本作って、1本は事務所用、もう1本は持ち歩き用にしていることが多いんですよね。
依頼者にはリスクがあるからといって禁じておきながら、自分自身は同じ印鑑を2本作るって、なんだか矛盾しているような気もしますね

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Posted by
弁護士 中井陽一
at
10:34