なぜ弁護士が依頼者に和解を強く勧めてくるの?
2022年07月28日
法律相談や、弁護士会の苦情窓口の担当をしていると、「依頼している弁護士が、裁判中なのに、和解ばかり勧めてくる。判決までいって欲しいのに。相手の弁護士とグルなのではないか?」というような相談や苦情を散見することがあります。
なぜせっかく裁判までしていて、依頼者が判決を望んでいるのに、弁護士が和解を勧めてくるのでしょうか?

実際に、弁護士が和解を依頼者に強く勧めてくるケースというのは結構あります。
そして、基本的に、弁護士が依頼者に和解を勧めるのは、「専門家である弁護士から見て、その方が依頼者にメリットが大きいと判断するから」です。
たとえば、
・判決までいって勝訴できても取りっぱぐれる可能性が高いが、和解だと回収可能。
・判決だと金銭支払いしか命じられないが、和解だと他の約束(ex.第三者への口外禁止など)をさせることができる。
・判決までいくと敗訴し、損害が大きくなるリスクがそれなりにある。
・和解だと相手との紛争が他の件も含めて全て解決できるが、判決だとその後他の件について再び裁判になる可能性がある。
というような理由などから、判決よりも和解の方が依頼者にとってメリットが大きいと判断することはよくあります。
よく、「弁護士が相手の弁護士と仲がよいから、私に不利な和解を勧めるのではないか」とか、「弁護士が早く終わらせたいから和解を勧めるのではないか」という話を聞くことがありますが、そのようなことはまずないと考えます。
弁護士からすれば、プロ(専門家)として、依頼者からお金をもらって弁護をしていますから、単に「相手の弁護士と仲がよい」とか、「早く終わりたい」だけで依頼者に不利な和解を勧めることはまずありません。そんなことをしても、依頼者から苦情を言われたり、依頼者に納得してもらえない方が、よっぽどダメージが大きいです。
また、弁護士は普段いくら仲のよい間柄でも、裁判で対立当事者となったときは、徹底的に争います。筆者などはむしろ、「よし、相手はあの●●弁護士か。思いっきり頑張って、絶対勝つぞ!」という気持ちになります。これは、プロスポーツ選手が、普段親しい間柄であっても、試合で対戦すれば全力を尽くすのと同じです。
ですので、弁護士から和解を強く勧められたときは、基本的には、弁護士の感覚からすれば、判決にいくよりも和解をした方があなた=依頼者にとって有利であることが多いと思った方がよいでしょう。不満があるときは、何度も依頼した弁護士としっかりと打ち合わせをして、質問すべき事は質問して、その上でどうすべきかを考えるのが一番よいかと思います
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そして、基本的に、弁護士が依頼者に和解を勧めるのは、「専門家である弁護士から見て、その方が依頼者にメリットが大きいと判断するから」です。
たとえば、
・判決までいって勝訴できても取りっぱぐれる可能性が高いが、和解だと回収可能。
・判決だと金銭支払いしか命じられないが、和解だと他の約束(ex.第三者への口外禁止など)をさせることができる。
・判決までいくと敗訴し、損害が大きくなるリスクがそれなりにある。
・和解だと相手との紛争が他の件も含めて全て解決できるが、判決だとその後他の件について再び裁判になる可能性がある。
というような理由などから、判決よりも和解の方が依頼者にとってメリットが大きいと判断することはよくあります。
よく、「弁護士が相手の弁護士と仲がよいから、私に不利な和解を勧めるのではないか」とか、「弁護士が早く終わらせたいから和解を勧めるのではないか」という話を聞くことがありますが、そのようなことはまずないと考えます。
弁護士からすれば、プロ(専門家)として、依頼者からお金をもらって弁護をしていますから、単に「相手の弁護士と仲がよい」とか、「早く終わりたい」だけで依頼者に不利な和解を勧めることはまずありません。そんなことをしても、依頼者から苦情を言われたり、依頼者に納得してもらえない方が、よっぽどダメージが大きいです。
また、弁護士は普段いくら仲のよい間柄でも、裁判で対立当事者となったときは、徹底的に争います。筆者などはむしろ、「よし、相手はあの●●弁護士か。思いっきり頑張って、絶対勝つぞ!」という気持ちになります。これは、プロスポーツ選手が、普段親しい間柄であっても、試合で対戦すれば全力を尽くすのと同じです。
ですので、弁護士から和解を強く勧められたときは、基本的には、弁護士の感覚からすれば、判決にいくよりも和解をした方があなた=依頼者にとって有利であることが多いと思った方がよいでしょう。不満があるときは、何度も依頼した弁護士としっかりと打ち合わせをして、質問すべき事は質問して、その上でどうすべきかを考えるのが一番よいかと思います

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Posted by
弁護士 中井陽一
at
09:55
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弁護士の業務