ニセモノ弁護士かどうかを見抜く方法
2022年01月13日
みなさんのところに、突然弁護士から連絡が来た場合、相手が本当に弁護士かどうか確かめたいと思うのではないでしょうか。
ケースに分けて、相手が本物の弁護士かどうかを見分ける方法をお教えします。

1.文書が届いた場合
弁護士から連絡が来る方法で最も多いのは、文書(書面)が郵送でくるケースです。
たとえば不倫をしていたことがバレて、不倫相手の配偶者が弁護士に依頼した場合、まずは弁護士からあなたの自宅に「受任通知」という書面が届くことが多いです。
その書面には、弁護士名と事務所名、連絡先(事務所の電話番号)が記載されているはずです。
そこで、日弁連(日本弁護士連合会)のWEBサイトに、「弁護士検索」という、弁護士名等から事務所や登録されている電話番号が検索できるページがありますので、書面に記載された弁護士の氏名を入れて、日弁連に登録されている電話番号と、書面に記載されている電話番号が一致しているかどうかを確認しましょう。
ニセモノ弁護士ですと、仮に実在の弁護士の氏名を偽って名乗っていたとしても、連絡先電話番号は本当の弁護士と異なるはずです。電話番号も日弁連の登録と一致していれば、書面の発送人は本物の弁護士である可能性が極めて高いです。
なお、電話番号の記載がなかったり、電話番号が日弁連の登録と異なっている場合には、ニセモノ弁護士の可能性があります。その場合、一度日弁連に登録されている事務所電話番号に電話をして、「そちらから文書が届いたが、電話番号が異なっているので、本当にそちらの弁護士が発送したものか確認したい」と聞いてみるのも一つの方法でしょう。
2.電話がかかってきた場合
突然電話がかかってきて、「弁護士です」と言われた場合、やはり疑うべきでしょう。その場合、「こちらからそちらの事務所に折り返しますので、弁護士の名前(フルネーム)と、事務所名、事務所の電話番号を教えてください」と聞くのが最善かと思います。
そこで事務所の電話番号を教えてこない弁護士は、怪しい可能性があります。
なお、親族や知り合いが逮捕・勾留された場合には、捕まった人が当番弁護士を呼んで、当番弁護士が接見後に電話をかけてくることがあり、その場合には外出先からの電話なので、携帯番号や非通知のこともあります。もし、親族や知り合いが捕まったなどの身に覚えがある場合には、すぐに怪しんで切ってしまうのではなく、とりあえず話を聞いてみた方がよいことが多いです。
3.突然弁護士がやってきた場合
そもそも、何の前触れもなく突然弁護士がやってくるというケース自体が非常に稀です。
ですので、突然弁護士と名乗る人がやってきた場合、そもそも本当に弁護士なのかどうか疑うべきですし、その場で話をしたり、何かにサインをしたりはしない方がよいでしょう。
「弁護士バッジを見せてくれ」と言えばよいような気もしますが、素人が本物の弁護士バッジかどうかを冷静に見極めることは困難ですし、弁護士の身分証明書は全ての弁護士が所持しているわけではありません。
基本的には、「今ここではお話しできない。後日こちらから電話をするので、弁護士名・事務所名・事務所電話番号を教えてくれ」というか、名刺をもらい、日弁連の弁護士検索で電話番号が登録されているかを確認した上で、登録されている事務所電話番号に電話をするのが一番確実です。
というわけで、もし突然弁護士から連絡がきた場合に、本物の弁護士かどうかを見極めたい場合には、ここに記載した内容を参考にしてみてくださいね
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滋賀の弁護士/草津駅前法律事務所
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ケースに分けて、相手が本物の弁護士かどうかを見分ける方法をお教えします。

1.文書が届いた場合
弁護士から連絡が来る方法で最も多いのは、文書(書面)が郵送でくるケースです。
たとえば不倫をしていたことがバレて、不倫相手の配偶者が弁護士に依頼した場合、まずは弁護士からあなたの自宅に「受任通知」という書面が届くことが多いです。
その書面には、弁護士名と事務所名、連絡先(事務所の電話番号)が記載されているはずです。
そこで、日弁連(日本弁護士連合会)のWEBサイトに、「弁護士検索」という、弁護士名等から事務所や登録されている電話番号が検索できるページがありますので、書面に記載された弁護士の氏名を入れて、日弁連に登録されている電話番号と、書面に記載されている電話番号が一致しているかどうかを確認しましょう。
ニセモノ弁護士ですと、仮に実在の弁護士の氏名を偽って名乗っていたとしても、連絡先電話番号は本当の弁護士と異なるはずです。電話番号も日弁連の登録と一致していれば、書面の発送人は本物の弁護士である可能性が極めて高いです。
なお、電話番号の記載がなかったり、電話番号が日弁連の登録と異なっている場合には、ニセモノ弁護士の可能性があります。その場合、一度日弁連に登録されている事務所電話番号に電話をして、「そちらから文書が届いたが、電話番号が異なっているので、本当にそちらの弁護士が発送したものか確認したい」と聞いてみるのも一つの方法でしょう。
2.電話がかかってきた場合
突然電話がかかってきて、「弁護士です」と言われた場合、やはり疑うべきでしょう。その場合、「こちらからそちらの事務所に折り返しますので、弁護士の名前(フルネーム)と、事務所名、事務所の電話番号を教えてください」と聞くのが最善かと思います。
そこで事務所の電話番号を教えてこない弁護士は、怪しい可能性があります。
なお、親族や知り合いが逮捕・勾留された場合には、捕まった人が当番弁護士を呼んで、当番弁護士が接見後に電話をかけてくることがあり、その場合には外出先からの電話なので、携帯番号や非通知のこともあります。もし、親族や知り合いが捕まったなどの身に覚えがある場合には、すぐに怪しんで切ってしまうのではなく、とりあえず話を聞いてみた方がよいことが多いです。
3.突然弁護士がやってきた場合
そもそも、何の前触れもなく突然弁護士がやってくるというケース自体が非常に稀です。
ですので、突然弁護士と名乗る人がやってきた場合、そもそも本当に弁護士なのかどうか疑うべきですし、その場で話をしたり、何かにサインをしたりはしない方がよいでしょう。
「弁護士バッジを見せてくれ」と言えばよいような気もしますが、素人が本物の弁護士バッジかどうかを冷静に見極めることは困難ですし、弁護士の身分証明書は全ての弁護士が所持しているわけではありません。
基本的には、「今ここではお話しできない。後日こちらから電話をするので、弁護士名・事務所名・事務所電話番号を教えてくれ」というか、名刺をもらい、日弁連の弁護士検索で電話番号が登録されているかを確認した上で、登録されている事務所電話番号に電話をするのが一番確実です。
というわけで、もし突然弁護士から連絡がきた場合に、本物の弁護士かどうかを見極めたい場合には、ここに記載した内容を参考にしてみてくださいね

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Posted by
弁護士 中井陽一
at
09:07
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弁護士雑談