交通事故事件はどんどん減っていく?
2021年10月25日
弁護士、特に地方の町弁(町医者的弁護士)の業務のうち、離婚や相続などはコロナ禍でも減少していません。コロナだからといって、離婚や相続トラブルが減るわけではないからでしょう。
他方で、交通事故案件は、一時期弁護士費用特約の増加で増えていましたが、近年減り始めていて、今後もどんどん減っるだろうと言われています。それはいったいなぜなんでしょうか?

①車の安全性能の向上
最近は車の安全運転をサポートする機能(衝突回避機能、歩行者検知など)が優れてきました。統計で見ても、平成16年頃をピークに、交通事故数、負傷者数、死亡者数のいずれもがどんどん減っています。
交通事故が減れば、それだけ弁護士が扱う交通事故案件も減ることになります。
②ドライブレコーダーの普及
ドライブレコーダーの普及に伴い、後で事故状況を確認することが容易になりました。
実は、民事裁判でドライブレコーダーが決定的な証拠になるというケースは非常に少ないです。そもそもドライブレコーダーが事故状況をきっちりと録画していれば、事故状況について争いとなることがなく、裁判にまで至らない(裁判で事故状況が争点にならない)ことが多いんです。
筆者が弁護士になってから、裁判で「信号機が青だったか赤だったか」とか、「対向車が車線をはみ出していたかどうか」などが争いとなったケースは結構ありましたが、ドラレコ装着車両ではこのような争いは非常に減った印象があります。
③コロナ禍の影響
コロナ禍で緊急事態宣言が出ていたときは、連休中でも市街地や高速道路がガラガラでしたよね。交通量が減れば、その分交通事故も減る傾向にあり、交通事故事件も減ることになります。
このように、弁護士が扱う交通事故案件は、今後も徐々に減少傾向にあると思われます。事故が減ること自体については、世の中にとってとてもいいことなんですけどね
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①車の安全性能の向上
最近は車の安全運転をサポートする機能(衝突回避機能、歩行者検知など)が優れてきました。統計で見ても、平成16年頃をピークに、交通事故数、負傷者数、死亡者数のいずれもがどんどん減っています。
交通事故が減れば、それだけ弁護士が扱う交通事故案件も減ることになります。
②ドライブレコーダーの普及
ドライブレコーダーの普及に伴い、後で事故状況を確認することが容易になりました。
実は、民事裁判でドライブレコーダーが決定的な証拠になるというケースは非常に少ないです。そもそもドライブレコーダーが事故状況をきっちりと録画していれば、事故状況について争いとなることがなく、裁判にまで至らない(裁判で事故状況が争点にならない)ことが多いんです。
筆者が弁護士になってから、裁判で「信号機が青だったか赤だったか」とか、「対向車が車線をはみ出していたかどうか」などが争いとなったケースは結構ありましたが、ドラレコ装着車両ではこのような争いは非常に減った印象があります。
③コロナ禍の影響
コロナ禍で緊急事態宣言が出ていたときは、連休中でも市街地や高速道路がガラガラでしたよね。交通量が減れば、その分交通事故も減る傾向にあり、交通事故事件も減ることになります。
このように、弁護士が扱う交通事故案件は、今後も徐々に減少傾向にあると思われます。事故が減ること自体については、世の中にとってとてもいいことなんですけどね

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Posted by
弁護士 中井陽一
at
16:17
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弁護士雑談